新型コロナ感染。キャンプグッズ大いに役立つ!
9月9日(金)、身近な人が新型コロナ陽性に。
風邪が治ったばかりの私は、それまで、鼻をすするたびに「この人コロナじゃないの?」という周囲の視線を感じていたため、自分がうつしたのではないことを証明すべく、すぐに薬局に電話して抗原検査の予約をとりました。
しかしながら、予想に反し、結果は「陽性」。
あれ?
風邪をひいていた間は、皆の疑念を払しょくすべく、2回のPCR検査、1回の抗原検査を受け、陰性の判定を受けていました。今回も、同じように「陰性」になるはずだったのだけど・・・
しかし、陽性判定が出たからにはもう逃げられない。職場へ報告し、お医師さんに確定診断してもらうためのネット上の手続き。薬局によれば、これまではコロナの確定診断のために一度は通院する必要があったものが、8月下旬から広島県では軽症者の確定診断はネット上で完結できるように変わったらしい。やってみると簡単。無事?翌日には陽性者認定のSMSが届きました。
このほかにも、健康観察のためのポータルサイト「マイハーシス」や療養中の食料品配達希望など、すべての手続きや通知がネット上で完結。これまでの2年間のコロナの混乱を経て、システム的には完成の域にあるイメージです。もっとも、スマホが使えないとどうにもならないけど、私としてはとても助かりました。
そしていよいよ自宅療養開始。
妻からは、高3と中3の娘に感染させることのないよう、家庭内での行動制限の徹底を申し渡された。そりゃそうですね。
私は基本、2階の寝室で一日中過ごすこととなり、夜22時30分以降にようやく入浴のために1階に降りることができるようになる。ただし、その際もリビングには一切立ち入り禁止。
2階にはトイレがあるので、そこを「陽性者専用」とし、朝夕の歯磨きもそこで。わしゃ囚人か。まあ、仕方ないけど。
しかし、ずっと寝室にこもっていると気が滅入る。
なにかいい方法がないか・・・と思いを巡らしていると、そうだ!
これを機会に「ベランピング」を始めてみよう。
翌日。朝起きて早々に、押し入れからキャンプグッズを引っ張り出す。
なにせ妻も子どもも、この期に及んでお父さんのお世話なんて率先してやってくれないので、ここは自分で限られた空間の快適度を上げていくしかないのである。
なんか楽しくなってきた。昨夜は体温が38度まで上がり、ネット情報のとおり、のどの痛みも出現して心配だったけど、10時間ぶっ通しで寝たら、調子はかなり改善しました。
1階から支給された朝食はおむすび2個のみ。炭水化物だけで大丈夫そう?って自分に優しく聞いてあげた。・・・栄養付けんにゃあかんのではないだろうか。
結局、のどの痛みも、ものが食べれないというほどではなくて、翌日には体調はほぼ回復。これもワクチン3回接種の効果か。
それにしても、自宅寝室横のベランダに出入りするだけでも、けっこうな気分転換になるものです。ソロキャンプのために買いためていたグッズが、こんな形で役に立つなんて。正直、テーブルに並べただけでテンション上がりました。病院やホテルでの療養だと、本当に気分転換が難しいんだろうなあ。
苦しいのはほんの一晩だったけど、やっぱり明らかに風邪とは違うと感じた。これなら、よほど鈍感な人じゃない限り、急なのどの痛みや熱の上がり方で、コロナってわかると思う。
週明けから、体調的には十分出勤可能だけど、療養が必要な期間は7日間。まだまだ続きます。もし検査していなかったら、「コロナじゃない」って自分に言い聞かせて、そのまま出勤する人もいるんだろうな~と思いました。でも、無症状でもうつりますから。そこはみなさん自制しましょう。
早く平穏な日々が戻りますように・・・